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今日のアカラ No.16

今日のアカラ(fasado)

 スタッフから不思議な話を聞いた。アカラ館の南側ハブボックス入口の樹座下の階段で、樹座に向かってお祈りをしていた5〜6歳の少年をみかけたというのだ。

 なんだ、これは…。樹座は確かに「琉球石灰岩」を固め接合していった柱で、厳かなご神体のようなものに見えないこともないが、それにしても不思議だ。その少年はしばらく合掌したあと、その場を立ち去って行ったという。恐らく少年は母親や父親に命令されてやったのではないだろう。周囲に大人らしきひともいなかったというから。ということは、この少年、単独で樹座に祈りを捧げたことになる。

 こうなるとぼくは、その祈願の理由を下手な鉄砲なりにあばかないではいらない。ひとつ考えられるのは、樹座がお香や蝋燭をたてる細長い香炉に似ていること。そしてもうひとつは、樹座の素材が「琉球石灰岩」というところに少年のこころの奥にひそんだ祈り気持ちを引き立てたのではないだろうか。つまり、石灰岩は海からの贈物であり、なにしろ石にまぶされた塩で万物を清める役割も担っているからだ。

 もしこの少年が、樹座を香炉にみたて「琉球石灰岩」を塩が保蔵された魔除けの象徴として考えていたとしたら…。恐るべき…少年。少年よ! このブログをもし読んでいてくれていたら、連絡ちょうだいね。

KA-16

へいそー