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今日のアカラ No.19

今日のアカラ(fasado) 夏休みも終り、子どもたちもアメリカンデポ周辺にはほとんど見えなくなった。今は、大体がアジア系の観光客たち。さて、今日も見たのだが、アジア系の観光客が「アカラ」を写真におさめるのをよく目にする。これはサンセットビーチのゲートにある龍柱を写すのとよく似ている。 そうなのだ。「アカラ」の写真を撮るのはアメリカ、いわゆる欧米系ではない。アジア系のひとたちなのだ。彼らが「アカラ」の外観や龍柱を写真に収めるのはなぜだろう。なぜ欧米人は「アカラ」を写真に撮らないのか。ずっと前から、気になったしかたがなかった。今日の「アカラ」は、その理由を考えてみる。 まず、アカラの赤瓦は中国を経て伝来してきた沖縄独自の屋根葺きだ。つまり、アジア圏のひとびとは仏教文化を中心にした、そのお寺やお堂に葺かれている「瓦」に親しみがあるのではないかとかんがえた。 そうすると、14世紀から世界の海を渡り、植民地化を押し通してきたヨーロッパ(米国人)たちにとっては、仏教文化に根を生やす「瓦」などあまり興味がないと言えるだろう。欧米人たちが建物で興味を持つのは、やはりスペインやポルトガルが世界を制覇した時代のカソリック文化に根を生やした「寺院建築」などであろうことは当然予想出来ることだ。 あれれ、単なる観光客の写真撮影から、話は世界「大航海時代」のことにいつのまに。とりもなおさず、昔から世界は支配、被支配の関係でなりたってきたのだとおもう。形は変わっているものの、今だって根本的には変わらないのかも知れない。

KA19

 

へいそー